「あなたの電話番号が事件に」チェンマイ警察、詐欺に狙われた大学1年生を約1時間で発見
警察官を装った詐欺グループに誘導されたチェンマイ大学の女子学生が、通報から約1時間で警察に発見されました。

警察官を装った詐欺グループに誘導され、家族から約25万バーツを用意させようとしていたチェンマイ大学の女子学生が、通報から約1時間で警察に発見されました。
チェンマイのプーピン警察署は6月24日午後8時40分ごろ、チェンマイ大学1年生の女子学生がコールセンター詐欺に狙われているとの通報を191番で受けました。学生は寮を離れており、連絡を受けた家族が身の安全を心配していました。
警察はパトロール担当者8人を投入して捜索。午後9時45分ごろ、市内のホテル付近で学生を無事に発見しました。通報から発見まで、およそ1時間5分でした。
偽警察が「資金洗浄事件に関係」と脅す
詐欺グループは警察官を名乗り、「あなたの電話番号がチョンブリー県の資金洗浄や薬物事件に関係している」と学生を不安にさせました。そして、潔白を確認するために送金が必要だと要求しました。
学生が「お金がない」と答えると、今度は家族に誘拐されたとうそをついて金を用意させ、その金を指定口座へ移すよう指示。狙われた金額は約25万バーツでした。警察は送金先口座の凍結を急ぎ、被害届を受理して資金の流れを追っています。
公的機関が「潔白証明の送金」を求めることはない
警察は、政府機関や警察が事件への関与を確認する目的で、個人に送金を求めることはないと注意を呼びかけています。同様の電話を受けた場合は相手の指示に従わず、すぐに家族や警察、利用銀行へ相談してください。タイのオンライン詐欺対策センター「AOC 1441」は24時間対応しています。
在住者へのポイント
「あなた名義の電話や口座が犯罪に使われた」「ビデオ通話で取り調べる」「安全確認のためホテルなどへ移動して」といった指示は、詐欺を疑うべき典型的なサインです。
※掲載画像は出来事をもとに生成した再現イメージです。